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トルクス(TORX)の規格


最近は盗難防止ボルトとして非常に普及してきましたが、まだまだ目にする機会が少ない
のがトルクス規格のボルトですね。

トルクス規格は元々アメリカのCamcar社という所が開発した形状であり、従来のプラスや
マイナス、HEX(ヘックス)と比べてトルクの伝達効率が高く、「なめりにくい」規格です。

本来は「押しながら回す」という基本的な力の入れ方がありますが、量産ラインなどの大量
生産現場では非常に効率が悪いものです。

そこでトルクスが大活躍するのです。
しっかりとレンチを差し込んでいれば、基本的には押す必要無く回す事が可能です。


このような経緯がありますが、日本国内では少し違った使われ方をしています。

将来的にはどうなるかは分かりませんが、今の所はまだまだ普及率が低い規格です。
逆に普及率が低い事を利用して、専門職の人間でしか回せないネジとして取り扱おうという
流れになっています。

例えばエアバック関係のボルト類ですね。

エアバックが絡む部品は中に強力な火薬が入っており、取り扱いを間違うと誤爆する事があります。
配線類も他と区別されており、接合部(カプラ)も少し特殊な構造となっています。

アマチュアの人でも内装類を分解する場合がありますので、その時に分解できないように
トルクス規格のボルトやネジで組みつけられているのです。

他にも盗難防止の観点で、バイクの外装品のような比較的容易に取り外せる部位に使われて
いたりもしますね。


トルクスには大きく2種類に分ける事ができ、ボルト側が凹であるT型、凸であるE型です。


T型トルクスT型トルクス


E型トルクスE型トルクス


主に使用されるのはT型であり、E型は国産車であればほとんど見かけません。
一部のバイクのブレーキ部品に使われている程度でしょう。

トルクス規格のサイズは非常に多くありますが、実際に使ったり目にするのは本当に
少ないですね。


トルクスサイズ特定ツールトルクスサイズ特定ツール


トルクスで頻繁に使うのは「T30」というサイズなのですが、使われている部位によっては
違うサイズももちろん必要となります。

国内で使われているサイズであれば、ちょっとしたビットセットなどに含まれている分だけでも
十分に補えると思います。

滅多に使用する事はないのですが、無ければ先に進めないような事もあります。
ビットセットに含まれている分だけでも、最低限として所有しておきたいですね。





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