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9月4日発行分のイラスト、ドラムブレーキの構成部品です。
ホイールシリンダです。
こちらがホイールシリンダと呼ばれる部品です。
ブレーキペダルを踏み込む事でブレーキフルード(ブレーキ液)が加圧され、その圧力がホイールシリンダに
伝わります。そしてホイールシリンダの両端にあるピストンが押されて左右に飛び出します。
ブレーキシュー(ライニング)
ホイールシリンダのピストンに押され、ディスクブレーキで例えればブレーキパッドと同じ役割をしている
左右のブレーキシューが開きます。
ブレーキドラムの内側
ブレーキシューが開く事により、周囲を囲んでいるブレーキドラム(黒い蓋)の内側に当たります。
内側にブレーキシューが当たるという事はブレーキが効くという事ですね。
ディスクブレーキで例えれば、ブレーキパッドがブレーキディスクを挟んだ状態という事です。
リターンスプリング
ブレーキペダルを放すとブレーキフルードの圧が無くなり、ホイールシリンダピストンはブレーキシュー
を開こうとする力(押し出す力)を失います。
すると、左右のブレーキシューをつないでいるリターンスプリングの力でブレーキシューが内側に戻り、
ホイールシリンダピストンも強制的に押し込まれる事になります。
ちなみにサイドブレーキ(パーキングブレーキ)ですが、サイドブレーキを引く事でブレーキシューに
つながれているワイヤーが引っ張られ、強制的にブレーキシューが開きます。
パーキングブレーキケーブル
ブレーキシューが開くという事はブレーキを踏んでいる事と同じですので、ブレーキペダルを踏まなくても
強制的にブレーキを掛ける事ができるという事ですね。
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