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オートソック:緊急用タイヤ滑り止め装置 | ||||||||||||||||||||||||
バリバリの降雪地帯やスタッドレスタイヤは当たり前!という地域にお住まいの方には関係ないように感じるかもしれませんが、実はとても使える情報がありますので最後までお読みくださいね。 ただし、当ページの文章表現は降雪地帯ではない地域に住んでいる事を前提とした内容になっていますので予めご了承ください。 急なチェーン規制や積雪などのために、車内の収納を大きく占領するゴム製のタイヤチェーンを冬季に車載していらっしゃる方って結構いますよね。 個人的には年に数回しか積雪しない地域にしか住んだ事がありませんが、帰省時などに急にチェーン規制があるとどうしようも無くなる事を懸念して、車を乗り換えるたびにタイヤチェーンを買い換えてきました。 |
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しかし実際はスキー場に行く事も滅多になく、行ってもチェーン規制に引っ掛かる事もなく今まで過ごして 来ましたので、せっかく買ったタイヤチェーンは一度も使用する事なくオークション行き…。 オークションでそれなりの価格で売れればまだいいのですが、そもそもタイヤチェーンは想像以上に 大きいので、限られた車のスペースでは非常に邪魔なんですよね…。 |
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タイヤチェーンって大きい! | ||||||||||||||||||||||||
さらにゴム製のタイヤチェーン、寒い中で取り付ける作業は想像以上に辛く、慣れていなかったり夜間だったりすると手が凍傷間近になったりして…。(一緒にゴム手袋を入れておきましょう) やたらとマイナス評価ばかり言ってしまってますが、経験した事がある方であれば ( ̄ー ̄ (_ _ ( ̄ー ̄ (_ _ そうそう! って同意してくださると私は勝手に信じています(笑) とは言っても、万が一の為には車載せざるを得ない現実もあり、何とかならないものかと感じていらっしゃる方も大勢いるはずだと思います。 いらっしゃいますよね!? 何かこうやって書いていると、 「細かい事気にしすぎや!」 「そんなに気にならへんけど?」 といった、胸に突き刺さるようなお声が聞こえてくるようで不安になってきましたが、きっと同調してくださる方はいるんだ!と自分に言い聞かせて先へ進みます…。 さてそんな厄介者?なタイヤチェーンですが、すでに代わりになる素敵な奴が存在しています。 そうです。 とっくにお察しだと思いますが、今回のテーマである「オートソック」という商品です。 |
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オートソック | ||||||||||||||||||||||||
実際の大きさは、大人用Sサイズの長袖トレーナーを綺麗に折りたたんだ程度でしょうか。 ゴム製チェーンのケースと比べると10分の1以下です。 オートソックは「タイヤに履かせる靴下」と表現されている通り、面倒な作業無しで簡単に雪道に対応できるタイヤへと変身させてくれる凄い商品です。 その凄さを表す指標としては、06年自動車新聞用品大賞を受賞しています。もちろん各国の自動車雑誌からも大絶賛の記事が掲載されています。 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、様々な自動車メーカーの純正オプション用品としても採用されています。 ちなみに私が乗っている車は、純正状態の車両でもゴム製のチェーンを取り付けるスペースがタイヤ周囲に無いので、スタッドレスタイヤもしくはオートソック以外に選択肢がありません…。 だからオートソックを率先して購入したというのは内緒です(笑) 取り付けに関しては後ほどご紹介するとして、まずはその性能からご説明いたします。 オートソックはナイロン糸を編みこんだ独特な素材で作られており、第一印象としては 「本当にこんなにツルツルでグリップするの!?」 という感じです。 |
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オートソックの表面素材 | ||||||||||||||||||||||||
積もった雪に服の繊維が触れると、触れた部分にビッシリと雪が付着する経験をした事がある方は多いと思いますが、オートソックはまさにその現象を利用しています。 その実力はというと…。 残念ながら降雪地帯に住んでいませんので個人的なテストはできませんが、ある方が行ったテストを参考にご紹介させていただきます。 あるテストコースにて、スタッドレスタイヤ対オートソックでの走行性能比較という実験が行われました。 実験結果は、スタッドレスタイヤでも空転しやすい発進時や、凍結路で全く発進できなかったシチュエーションでも、オートソックは問題なく発進できています。⇒テスト風景(AllAboutさんへのリンクです) さらにスタッドレスタイヤは基本的に前後方向のグリップを重視して作られていますので、基本的にコーナリングなどで発生する横方向のグリップは弱い傾向があります。 しかしオートソックはタイヤの溝形状などは一切関係なく、全方向で性能をフルに発揮できますので非常に安定したコーナリングを実現しています。 ただしオートソックは通常2輪セットになっていますので、駆動輪(FF車なら前輪)のみに装着する事になります。 つまり「4輪スタッドレスタイヤ装着状態」と「駆動輪オートソック装着+2輪はノーマルタイヤ」という条件での比較では、4輪スタッドレスタイヤの方に総合性能では軍配が上がります。 ただ、降雪地帯に住んでいない方にとっては、緊急用(チェーン規制やスキー場付近など)として割り切った用途になると思いますので全く問題ありませんね。 さらに特筆すべきは、バリバリの降雪地帯にお住まいの方にとっても大きなメリットがあるという事です。 地域特性からして限りなく100%に近い人がスタッドレスタイヤを使用していると思いますが、それでもスピンして抜け出せなくなる可能性がある状況などでも、オートソックを装着する事でグリップ力を飛躍的に向上させる事が可能です。 仮にスタック(スピン)して抜け出せなくなった状況でも、車載品でジャッキアップしてオートソックを装着すれば脱出しやすい状況になります。 最も理想的な使用方法としてはオートソックを2セット購入し、4輪全てに装着するという方法ですね。 ただし非常に安く入手できるとは言っても、一般的な使用方法よりもコストは倍になります…。 オートソックは繊維で作られていますので、スチールチェーンやゴム製チェーンよりも乗り心地が格段に良い事は言うまでもありません。 ただし繊維ですので、雪がないアスファルトでの走行には耐久性がありません。 その点ではゴム製チェーンの方が耐久性はあると思いますが、脱着が比べ物にならないほど楽ですので、雪道を脱出した時点で迷わず取り外してしまえば全然問題ありませんね。 まるでオートソックの営業マンのような文章になっていますが、私だけでなく他の雑誌や実際のユーザーさんも同じ事を言っていますので、オートソックについて語ると本当にこういう表現しか出てこないんですよ(笑) さて噂の簡単な取り付け方法について細かく説明しようと思いましたが、ご紹介するまでもないほど簡単なのでオートソックのパッケージに同梱されている取扱(取り付け)説明書をご紹介しておきます。 ちなみにオートソックに同梱されている内容物はこのような感じです。 |
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オートソック内容物 | ||||||||||||||||||||||||
中には2輪分のオートソック本体と取扱(取り付け)説明書、タイヤサイズ別適合表が入っています。 私が購入した当時にはありませんでしたが、現行品にはビニール手袋も同梱されているようです。 それでは取り付け方法も記載されている取扱説明書をご覧ください。(クリックすると拡大します) |
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取り付けは必要以上に神経質に取り付けなくても、走行している間に自然と中心にずれてきますので結構大雑把で構いません。 (自然な位置合わせのため、取り付け後〜30mは10km/h程度で走行する事が推奨されています) 普通に凄い商品だと思いませんか?(笑) ちなみにサイズによって前後はしますが、定価で¥10500から¥13000程度です。 でも今の時代、定価ではよっぽどの事が無ければ買いませんよね。 もちろん私は楽天愛用者ですので、皆さんを先回りして検索調査してみました。 するといきなり¥6000の値段が飛び込んできて…。 皆さん、これは買いですよ ( ̄ヘ ̄;) 個人的に¥10000は払った記憶がありますので、ちょっぴり悔しいですが(涙) でも結果的に皆さんにオートソックをご紹介する良いきっかけになりましたので、それはそれで良かったという事で納得しておきます。 ちなみにオートソックには8種類?ほどサイズがあり、適合一覧表でぴったりと合致する物でなければ使えません。 人間のようにちょっと大きめの靴下を履いてるけどつま先に違和感を感じる程度だし!ならいいのですが、タイヤは高速回転しますので適合していないサイズを装着するのは危険です。 という事で、かゆい所に手が届くというか、当ページにて適合表をご用意すると共に、サイズ別絞り込み検索済みのリンクも設置していますので今すぐ実際の価格をご覧いただける環境を整えておきました (* ̄∇ ̄*)v 「オートソックの凄さは十分伝わったでしょ。あとは自分の車のタイヤサイズにあったオートソックのサイズを探して、値段を調べたうえで欲しかったら買えば〜」 みたいな事は私はしません(笑) 実は適合表を作成するために1週間程度を要しました…。 取りあえず当ページ作成時点(2012/12)での最新状態の確認と、さらに全て手打ちという恐ろしい工数(笑) 眠たい目をこすりながら本当に苦労して作りましたので、是非ともご活用ください。 ちなみに適合表の見方はこのようになっています。 少しでも細分化するため、偏平率で振り分けていますのでご注意ください。 |
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相当数のタイヤサイズを網羅しているため探しにくいかもしれませんがご了承ください。 以下の表よりご自身のタイヤサイズが含まれている商品名をクリックしてください。 タイヤサイズって何だ?という方はこちらへどうぞ⇒タイヤサイズの見方 それでは適合表からご自身のタイヤサイズに合ったオートソックを探してください。 |
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【2012〜2013年度 オートソック タイヤサイズ適合表】 ※適合サイズは随時変更されていますので、最終的には商品ページの適合サイズにてご判断願います。 |
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※適合サイズは随時変更されていますので、最終的には商品ページの適合サイズにてご判断願います。 | ||||||||||||||||||||||||
自社の商品をこれでもか!というほど褒める事はどこのメーカーもすると思いますが、メディアをはじめとして ユーザーからも絶大な支持をいただく商品は本当に数が少ないものです。 その中でこのオートソックは絶大な評価を得ていますので、その凄さは私が語るまでもないと思います。 とにかく軽くて小さくて安くて性能が良くて…とにかく、冬の季節にはオートソックを車に積んでおきましょう! 少しでも当ページをご覧になっていただいた貴方のお役に立てれば光栄です。 |
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おかげ様でカーライフサポートネットは数百ページに渡る規模になりました v(≧∇≦)v |
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関連リンク
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